パール君(キャプテンスタッグAL-FDB166)のカスタム ハンドル周り
キャプテンスタッグ16インチ折りたたみ自転車(パール君)のハンドル位置を低くすると、どんな乗り味になるのか気になったので興味本位で別のハンドルを試してみた。
ハンドルバーは日東(NITTO)のB-206。商品名にはライザーバーとあるが、これはアップハンドルではなく前方にせり出すタイプ。
キャプテンスタッグのAL-FDB166はハンドルステムに角度が付かないので、ステムは上に行くに連れサドルに近づく。おまけに突き出しも少ない。
なので、ハンドルを低くする場合、普通のフラットバーを付けてしまうと、どうしてもサドルからハンドルまでの距離が近くなり窮屈になってしまう。
そこで、少しでもハンドルの位置を前に出したくてB-206を選んだ。この方がフラットバーを付けるより見た目的にもバランスがいい。
ちなみに、このハンドルは上下逆さまに取り付けてもOKで、ひとつは、バイクのセパレートハンドルのように外側(小指側)が下がる格好になり、逆にすると外側が高くなって微妙に鬼ハン気味になり、グリップの位置も高くなる。
姿勢はノーマルのときよりもだいぶ前傾になったけれど、これが意外にも乗り易かった。
この自転車はノーマルだとハンドルの位置が高く、腕への負担は少ない分、体重の殆どをサドル側で支える格好になり、1時間も乗ると尻が痛くなることがあった。
ハンドル交換後は負荷が腕にも分散され、尻は驚くほど楽になった。今は2時間くらい乗っても尻が痛くなることはない。
以前は、前傾姿勢=疲れるというイメージがあったので、これは完全に予想外だった。
ブレーキレバーは純正のやつでも普通に使えたけれど、プラスチッキーな見た目をメタリックにしたかったのでダイアコンペのシルバーのものに交換。金型の跡のような凹凸はヤスリとサンドペーパーでツルツルピカピカに。
シフターは裏技でフリクションにも出来るというSHIMANOのSL-A050。25.4mm経のハンドル用だけど、使っていないリフレクターの取り付けバンドを切ってスペーサーにして対応。
このシフターは本来、ロードバイクで使うパームシフターと呼ばれるタイプで、手のひらでシフトチェンジするように出来ているため、サムシフターとして指で操作するには少し硬い。そこで、中をこじ開けてヌルヌル動くように改造した。
また、もともと「く」の字になっていたレバー部分の上側を切り落とし、グリップの下で親指と人差し指で操作する仕様に変更。これが結構使いやすい。
7速用のシフターは色が黒い物ばかりで、シルバー系のものが見つからず、あってもフリクションで使うタイプばかり。
このSL-A050は安価なうえ、シルバー(プラスチックに塗装してあるだけ)なので見た目的にも、この自転車にはハマる。
というわけで、とりあえずハンドル周りはこんな感じに落ち着いた。
(SL-A050をヌルヌル動くようにする方法は、長くなるので別記事で書きます。)