適投

テキトーな備忘録

ハナムグリを森に返した

先日、熱中症と思しき症状で仰向けになって倒れていたハナムグリが元気になったので近所の公園に返した。

虫籠代わりにしていたタッパー容器を必死によじ登ろうとしていたので外に出たいのだと思った。

ハナムグリは昼行性なので先日のコガネムシのときと違い昼間に近所の公園へ。

小さな容器に入れて公園に向かう途中、容器の中で羽を広げてブンブンと飛ぼうとしていた。やはり自然に帰りたいらしい。

公園に着き、ハナムグリを指の上に乗せて高く掲げても一向に飛ぼうとしない。

ハナムグリ

そこで、木の幹に近づけると自ら木に移動し、しばらくすると飛び去った。

ハナムグリ

拾った直後、あれほど水をガブ飲みしたほどだから、この暑さは昆虫にもキツイのだろう。

実は、この他にもう一匹、先日のコガネムシと同じやつが地面に落ちているのを見つけ公園に放している。こいつは特に問題なさそうだったから、そもまま公園に返した。

都会に点在する自然の中で暮らす虫だから仕方ないのだが、人の住むエリアに来てしまうのは困ったもの。土や木は日光が長時間当たってもコンクリートほどは熱くならないから。